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前橋ビジョン実行委員会

すべての前橋市民にとって道標となる「ビジョン」の重要性を啓蒙し、その策定から実行に至るまでの様々な活動を行っております。2015年、ドイツ・ミュンヘンの世界的ブランドコンサルティング企業KMSに分析、戦略立案、ビジョン制定までの業務を委託。同年9月には、前橋市長、市役所職員、教育委員会、商工会議所、商店街、医師、弁護士、企業経営者、地域の若者、アーティスト、建築家、銀行幹部、学芸員など、多岐にわたるステークホルダーに対するインタビューを実施しました。その結果に加え、3,000人の市民アンケートの結果も踏まえた分析の結果、前橋独自のブランドビジョンを確立。2016年8月にヤマダグリーンドームで行われたビジョン発表会には、4,000名を超える来場者があり、本プロジェクトに対する市民の関心度の高さを裏づけました。

 

太陽の会

前橋のビジョン「めぶく」を推進すべく、地元企業家が「太陽」の役割を果たすべきであるという掛け声のもと、20名相当の有志が集まりました。企業家の力を結集し、50年後、100年後の前橋にとって資産となるような、大きな事業を策定し実行に移すべく、継続的な議論を行っています。加盟企業は、その純利益の1%(最低100万円を条件とする)を前橋発展のために毎年寄付することが義務付けられています。

 
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太陽の鐘

「太陽の会」プロジェクト第一弾として、岡本太郎氏の「太陽の鐘」を前橋市の広瀬川河畔に移設することが決まりました。「太陽の鐘」は、1966年に日本通運株式会社が静岡県に開設したレジャー施設内に創設されましたが、1999年の同施設閉鎖後は、長らく世間の注目を浴びることのない状態が続いていました。前橋再生及びこの大地における芽吹きのシンボルを探していた「 太陽の会」が、前橋出身で、ビジョン策定にも携わった「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰・糸井重里氏を通じてこの伝説の作品の存在を知り、修復費用を負担することを条件に、前橋市への寄贈が決定。寄贈元である日本通運はもとより、「太陽の会」の志に深く共感した岡本太郎記念館館長・平野暁臣氏のご理解とご協力により実現したものです。

 

前橋めぶくトーク

前橋の新しいビジョン「めぶく。」に基づき、前橋市ではワクワクするようなプロジェクトが多数進行しています。田中仁財団では、この大地における新たなる芽吹きに注目し、継続的に応援するために「前橋めぶくトーク」を2017年4月より開催することを決めました。記念すべき初回のゲストは、糸井重里さん。当日は観客席から山本龍市長も飛び入り参加し、会場を大いに沸かせました。今後も、様々な分野の著名人や識者をゲストに迎え、前橋の発展のために楽しいトークセッションを繰り広げる予定です。